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元来、お手紙好きではある私だが、ここのところ日常に忙殺されて手が付けられない。
しかし!コレを読むと「おてまみかくぞぉ!」という気持ちがむくむくと湧いてきて止められない。

京都を離れ能登でクラゲの研究をしている大学院生(?)の守田が淋しさを紛らわす為、始めた文通修行。
同級生、先輩、かつて家庭教師をしていた時の生徒、妹、そして森見登美彦!
数人との手紙のやり取りを、守田がわの手紙だけを見せる。

ただそれだけなのに、同級生の恋愛、珍事件、生徒の失恋、色々起こり話も一応じわじわ展開する。

ただそれだけなのに、かなり面白かったぞ。

夜は短し恋せよ乙女」で出てくるエピソードが守田の手紙が出所だなんて!!(という設定)

こんな小説もあるのだなぁ。すごいな登美彦。
しかし、おっぱいおっぱい言い過ぎです。
| みもりが読んだ本 | 12:31 | comments(0) | - | pookmark |
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